出生前検査
一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査
正しく「知る」ことから始まる
出生前検査を受ける・受けないという選択や、検査結果が出たあとの意思決定には、決まった答えはありません。
検査の種類や目的、検査前後に受けられる支援について、まずは正しく「知る」ことから始めましょう。
お腹の赤ちゃんと最初に向き合う大切な時間を、永井産婦人科病院がお手伝いします。
当院は、日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会より、東京都立多摩総合医療センター・東京都立小児総合医療センターの連携施設として認証を受けているNIPT実施施設です。
出生前検査および認証制度についての詳しい説明は日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会のホームページをご覧下さい。

当院で対応している出生前検査
検査名 | 料金 | 時期 | 検査対応日 |
---|---|---|---|
NIPT検査 | 105,000円 | 10週0日~15週6日 | ・2025年10月1日以降 ・月~金曜日(祝日除く) |
クアトロ検査 | 23,000円 | 15週0日~17週6日 | ・月~土曜日(祝日除く) |
羊水検査 | 117,000円~ | 15週0日~ | ・月~金曜日(祝日除く) |
胎児精密超音波スクリーニング | 7,000円 | 19週0日~21週6日 | ・第2/4木曜日 ・金曜日 |
●当院で「出生前検査のみ」をご希望される方は、NIPT検査のみお受いただけます。
●検査ご希望の方は、ご来院前に下記「出生前検査の概要動画」をご視聴ください。
●各種検査の特徴・詳細は下記をご覧ください。
出生前検査の概要動画
《日本語字幕版》
※下記より英語字幕版がご覧いただけます
各検査の特徴
NIPT検査
妊婦さんの血液を用いて、お腹の中の赤ちゃんが21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーである可能性を調べる検査です。
結果は陽性、陰性、判定保留で判定され、検出率が高いという特徴があります。
NIPTは「非確定的検査」です。 NIPTの結果が陽性の場合は、確定診断のためには羊水検査が必要になります。
陽性または判定保留の場合は、基幹施設である東京都立多摩総合医療センターをご紹介します。
確定診断のために羊水検査を行う場合の検査費用は当院が負担いたします。
※NIPT検査に関する詳細は下記PDFをご覧ください。
※他院にて妊婦健診を受けている方は、リンク先の当院指定のNIPT診療情報提供書をダウンロードしかかりつけ産院様で記入の上、ご持参ください。
【よくある質問】
※外部サイトへ移動します。https://www.genetech.co.jp/faq/
クアトロ検査
妊婦さんの血液中に含まれる4つの成分を測定して、21トリソミー、18トリソミー、開放性神経管奇形の可能性を調べる検査です。
結果は1/500など確率で判定されます。確率が高い場合は、確定診断のために羊水検査が必要です。
羊水検査
妊婦さんの羊水に含まれる胎児の細胞を調べ、染色体異常の有無を確認する検査です。超音波で確認しながらお腹から針で羊水を採取し、その細胞を培養して染色体を分析します。
検査には感染、出血、流産などのリスクが伴いますが、ほぼ100%の精度で染色体異常を確認できる確定的検査です。
胎児精密超音波スクリーニング検査
※当院で「妊婦健診中の方」および「分娩予約をされている方」のみ対象となります。
胎児の先天性形態異常(心臓疾患、更新口蓋裂、内臓疾患など)の有無を超音波を用いて詳細に調べる検査です。専門の医師が通常の妊婦健診より時間をかけて、頭から足先まで細かく観察します。
※助成券を使用することで実質2,000円でお受け頂けます。
予約方法
NIPT検査・クアトロ検査
インターネット予約・アプリ予約でご予約できます。
「産科」の予約枠を選択して予約手続きに進んでください。
羊水検査
ご希望の際は、妊婦健診時に医師にお申し出ください。
胎児精密超音波スクリーニング検査
次回妊婦健診が該当週数の際に、外来にてご案内いたします。